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昭和の古き良き店 52年の歴史に幕

 日向市の飲食店街「八幡通り」にある「お茶漬おむすび 七味茶屋」が、約52年の歴史を閉じます。

 七味茶屋は、経営者の寺原八重子さん(79)が、ご夫婦で1963年(昭和38年)5月3日(金)に日向市上町11-10(八幡通り)で、小料理屋を始めました。夫が他界された後も、妹の内山幸子さん(76)とお二人で店を守り続けました。

 寺原さんと内山さんは、高齢と病が重なり気力体力の限界を感じて、2015年2月22日(日)で、52年間掲げた暖簾を下ろす決断をしました。お二人は「いろいろなことがありました。50年以上も、店を続けられたことに感謝!」と笑顔で話されました。

 幸子さんは、注文の料理をテーブルに置くとき「箸は、そこにある塩見橋を使ってね」「広見橋?」「そうそう、ははは」と楽しませてくれました。
 お客様の帰り際に「来てくれて、ありがとね」「また来てね、待ってるね」と家庭的なお見送りの言葉が、お客様に好評でした。

「高度成長期の昭和とバブル崩壊の平成」の半世紀、楽しさと厳しさを経験した古き良き店が、1週間後に閉店します。2月19日(木)は、予約(団体貸切)のため入店は出来ません。営業も残り僅か、是非、なつかしい「昭和とおふくろの味」をご賞味下さい。

 おでんも 味噌スープも 『あったかいんだからぁ』

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七味茶屋 八重子さんと幸子さん
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開店当時から変わらぬメニュー 人気のおむすびと卵入り味噌汁

2015年2月13日(金)撮影

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